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« 痛みが増すその前に!侮れない顎関節症【二子新地のくもい歯科】 | メイン | 師走        【二子新地のくもい歯科】 »

2021年12月12日

院長の雲井です。

先のブログにもあったのですが、顎関節症は今はかなりメジャーな歯科疾患になりました。

毎日の臨床を通じての印象なのですが、

どうも「スマホ生活」と「くいしばり」は関係がありそうです。

なんのこと?と思われるかもしれません。

解説すると、

①スマホを座ってやっていると自然に頭が下を向く

②下と向いているので5~7㎏ある頭を首や肩の筋肉が支える

③筋肉が支えるということは力を入れている

➃人間は力を入れるときくいしばることが多い

⑤なので、スマホをやるときはくいしばっている人が少なからずいる

⑥しかも、無意識なので全く自覚がない。

⑦この状態が常態化すると、顎関節に異常を生じやすくなる。

もちろん、スマホをする人がみんなそうなるわけではありません。腰から上の姿勢がいい人は頭を前方に傾けてもそれほど力も入らず、安定して支えることができます。

しかし、姿勢の悪い人、背骨が後ろから見た時にまっすぐになっていない人などでは、
余分な力が首・肩に加わりがちでくいしばることになります。

どうでしょうか。皆さん、スマホをやるときにちょっとだけお口に意識を持ってみてください。かみしめていませんか?

くいしばりは夜だけでなく、日中もやっている人が少なからずいるのです。

もし、ひょっとしたらかみしめているかも...という人は、できるだけそのときに力を入れるのをやめるように心がけてください。

そうしたことをするだけで、くいしばりによるいろんな悪影響を避けることができます。

皆さんが健やかなお口の状態を保てるように、当院はいつでもお手伝いいたします。

くいしばりのことで何か気になることがあればいつでもご相談ください。

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くもい歯科クリニッ​ク 院長 雲井秀樹

くもい歯科クリニッ​ク
院長 雲井秀樹

北海道大学歯学部卒

鶴見大学歯学部小児歯科学教室助手職を7年間務めたのちに、当地にて開業。

ファミリアキッズ駅前園 園医

日本歯科医師会会員 日本小児歯科学会会員