医院ブログ

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お口の中のお悩みはくもい歯科クリニックで根本治療

歯周病と全身疾患【二子新地のくもい歯科】

 

こんにちは 院長の雲井です🐄

今日は、歯周病菌が全身疾患とすごく深いつながりがあり、歯周病予防のクリーニングが、いろいろな病気を防ぐために有効であるというお話です。

 

 

🦷歯周病と全身のつながり🩺

最近の研究で、歯周病菌はお口から血管に入り、全身の血管に影響を及ぼすことが明らかになってきました。

歯ぐきに炎症が起こると、毛細血管の壁がゆるみ、
そこから歯周病菌やその毒素(LPSなど)が血流に侵入します。
結果として、血管の内側そのものに炎症が起こり、さまざまな全身疾患の引き金になることがあるのです。

🧠🫀 関連が報告されている主な疾患

📍動脈硬化・心筋梗塞・脳梗塞
血管に菌や毒素が入り、炎症やつまりを引き起こすことがあります。

📍糖尿病
歯周病の炎症は、血糖コントロールを悪化させる要因となります。

📍認知症
歯周病菌の毒素が脳に到達し、神経炎症を起こすことが示唆されています。

📍早産・低体重児出産
妊婦さんの体内で炎症反応が起こり、胎児に影響する可能性があります。

💡厚生労働省も注目

近年では、歯科検診や定期的なクリーニングの重要性が
国としても強く推奨されています。

🪥 歯周病予防は全身の健康づくり

✅ 定期的な歯科検診で早期発見・早期治療
✅ 毎日のブラッシングと歯間清掃を欠かさずに
✅ 禁煙・食生活の改善も大切です

お口をきれいにすることが、
全身の健康を守る第一歩です✨

お口にも関係する?!骨粗しょう症との意外な関係【二子新地のくもい歯科】

こんにちは。院長の雲井です。

11月も下旬になると、北陸から九州にかけて「寒ブリ」が旬を迎えます。寒ブリは冬の寒さに備えて脂と栄養をたっぷりと蓄えており、旨味はもちろん、健康にもよい食材です。

 

 

 

このブリには、骨を強くするカルシウムやビタミンDが豊富に含まれています。これらの栄養素は、骨の新陳代謝を支える大切な栄養素です。不足すると骨の密度が低下し、その結果、骨粗しょう症の原因になることもあります。

 

骨粗しょう症というと「足腰の病気」という印象を持たれる方が多いかもしれませんが、実はお口の健康にも深く関係しています。

 

 

 

 

骨粗しょう症と歯科ってどんな関係がある?

骨粗しょう症は歯や歯ぐきの土台となり、お口の健康に欠かせないあごの骨にも影響を及ぼします。
中でも、骨粗しょう症との関係が深いのは「歯周病」と抜歯を含む「外科処置」です。

 

 

 

 

骨粗しょう症が招く、歯周病の重症化リスク

歯周病は歯ぐきの腫れや出血だけでなく、炎症が進むとあごの骨を溶かし、最終的に歯が抜けてしまう病気です。
このような「骨を溶かす歯周病」に、「骨をもろくする骨粗しょう症」が合わさると、骨の破壊が加速し、歯を失う危険が一気に高まります。

 

 

 

歯周病は自覚症状がないまま進むことも多いため、骨粗しょう症の診断を受けている方は、特に異常を感じなくても定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。

 

 

 

 

抜歯・インプラント手術など「外科処置」にも影響が!

さらに、骨粗しょう症の治療で使われるお薬は、抜歯やインプラント手術などの「外科処置」に影響を与えることがあります。

 

 

 

特に「ビスフォスフォネート製剤(BP製剤)」など、骨の吸収を抑えるタイプのお薬では、骨の治りが遅れたり、あごの骨が壊死(えし)する「顎骨壊死(がっこつえし)」という副作用が起きたりすることもあるため、注意が必要です。

 

このようなリスクを避けるためにも、骨粗しょう症を治療中の方は必ずその旨をお伝えください。受診の際は、お薬手帳を持参するとより安心です。

 

 

 

全身とお口は別々のものとつい考えてしまいがちですが、骨粗しょう症の他にも、糖尿病や高血圧、心臓疾患など歯科と深く関わる病気は少なくありません。現在治療中のご病気や服用中のお薬など、気になることがあればお気軽にご相談ください。

 

 

くもい歯科クリニック
〒213-0004 神奈川県川崎市高津区諏訪1-9-1 諏訪平壱番館102
TEL:044-814-3322
URL:https://www.kumoi-dental.jp/
Googleマップ:https://g.page/KUMOI?gm/

秋ですね 【二子新地のくもい歯科】

こんにちは。
歯科医師の神谷です。

朝晩の空気がひんやりしてきて、愛犬との散歩がますます気持ちいい季節になりました。
散歩をしていると、どこからか金木犀の香りがして、思わず深呼吸してしまいます。
立ち止まって深呼吸すると、愛犬も一緒にとまり、愛犬なりに季節を感じてるのかなと思っています。

こうして季節の変化を犬と一緒に感じられる時間が、私の何よりの癒しです。

今年の秋も、ゆっくり、穏やかに過ごしていきましょう。

 

🐄院長の雲井です。いつも口数の少ない神谷先生が癒されている光景が目に浮かびます…

11月休診日情報【二子新地のくもい歯科】

乳歯の生え変わりトラブル発生!「永久歯の本数」が原因かも?【二子新地のくもい歯科】

こんにちは、院長の雲井です。

秋から冬にかけてりんごが旬を迎えます。りんごは果肉よりも皮に多くの栄養素が含まれていると言われています。皮つきのりんごは歯ごたえが強く、しっかりと歯が揃っていないと丸かじりは難しい食べものでもあります。

 

 

 

歯(永久歯)は通常28本、親知らずを含めると32本ありますが、それよりも多かったり、逆に少なかったりする人も実は少なくありません。特にお子さんでは、生えかわりの時期になっても「乳歯が抜けない」「永久歯がなかなか生えてこない」といった場合に、本数の異常が隠れていることがあります。

 

 

 

 

歯並びの乱れにつながることも…

「過剰歯(かじょうし)」

過剰歯は本来の数より余分にできた永久歯で、上の前歯や下の奥歯に多く発生します。歯が多いのは良いことのようにも思えますが、実際は骨に埋まったままか、歯ぐきから少し出る程度で、きれいに生えることはほとんどありません。

 

 

 

そのため、永久歯が正しく生えるのを邪魔したり、歯の根を傷つけてしまったりと、思わぬトラブルに繋がることがあります。特に上の前歯に過剰歯があると、歯並びの乱れや前歯のすき間が目立つ原因になることもあるため注意が必要です。

 

 

 

 

乳歯がいつまでも残ることも…

「先天性欠如」

先天性欠如は、過剰歯とは反対に本来の数より歯が足りない状態です。日本では10人に1人と比較的多く、前から2番目や5番目の歯に起こりやすいのが特徴です。永久歯が生えてこないため、大人になっても乳歯がそのまま残ることもあります。

 

 

 

しかし、乳歯は永久歯に比べて根が短く弱いため、将来的に抜けてしまうリスクは避けられません。

 

 

 

 

「乳歯が抜けない」

「永久歯が生えてこない」ときには…

乳歯が抜けなかったり、永久歯が生えてこなかったりするのを放っておくと、お口全体の歯並びやかみ合わせに影響を与えてしまうことも。その場合は矯正などの治療方法があります。

 

一方で、歯の数の異常は痛みなどの自覚症状もないため、お子さん自身はもちろん、保護者も気づきにくいのが実情です。そのため、「生え変わりが遅い」「歯並びに違和感がある」といった理由で受診し、初めて診断を受けるケースも少なくありません。

 

したがって、乳歯から永久歯への生えかわりが始まる、6歳前後のタイミングで、一度チェックを受けておくと安心です。

 

 

お子さんの歯の生えかわりや歯並びに不安を感じたら、どうぞお気軽にご相談ください。

 

 

くもい歯科クリニック
〒213-0004 神奈川県川崎市高津区諏訪1-9-1 諏訪平壱番館102
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